探偵として働きたいという場合、自分で開業をするという手もありますが、ほとんど最初は探偵事務所に就職する事からスタートするものです。 では、探偵事務所に採用されるには、どんな条件があるのでしょう。
職業の中には、資格がなければいけないものもあります。
探偵の場合、その資格は必要なのか?その点についても紹介します。
探偵事務所の採用条件は、それぞれの事務所によって異なります。
例えば年齢ひとつとっても、30歳くらいまでの若い人材が欲しい業者と特に年齢は採用に関係のない業者もあるでしょう。
また、経験者か未経験者かというのも探偵事務所によって違います。
人材不足で、ある程度自分で動ける人間を採用したいという事務所もありますが、逆にまっさらな未経験者を求めている探偵事務所もあるんですね。
ですから、求めている条件がその探偵事務所の状況や方針によって違うという事なのです。
ただし、不規則な勤務にも対応出来るという事は、探偵事務所の採用条件として多い共通事項だと言えます。
探偵の場合、通常のサラリーマンのように何時に仕事が始まり何時に終わるという仕事ではありません。
休日に関しても同じで、土日祝日だからといって仕事が休みにはならないのです。
ですから、そういった探偵特有の事情に対応出来るというのは最低限の条件と言えるかもしれませんね。
他にも採用条件として、普通免許がある事もあげる事が出来るでしょう。
探偵業務では、車を運転する事も多いですから車で動けるように普通免許を持っている事が条件という事務所は少なくないでしょう。
ただし、探偵としてではなく事務員や受付として採用される場合は上記の通りではありません。
まず、探偵として働くためは資格は必要がありません。
探偵は資格が不必要な職業なのです。
そういった事もあり、探偵事務所の採用条件も資格の有無はそもそも問われないのが普通です。
もし、探偵事務所の求人が出ているなら、その採用条件について何か記載がないかどうかチェックしてみると良いでしょう。 要普通免許などと記載されてはいませんか?
しかし、こうした求人の条件は鵜呑みに出来ない部分もあります。
探偵事務所が採用条件を全て公開しているとは限らないからです。
また、電話などで問い合わせをしたからといって、採用条件について聞ける訳でもないでしょう。
ですが、上で触れたように実は免許が必須であったり、業務時間の融通がきくことが内々の採用条件である可能性は高いですね。
探偵になるため、探偵として採用されるには、資格は必要ありません。
でも、それは採用条件がないという意味ではないので注意をしましょう。
そしてその採用条件は、探偵事務所により違いがありますから、ある探偵事務所では不採用になっても、別の探偵事務所では採用になるという事も十分にありえる話なのです。